SATSANG JOURNAL
第二種電気工事士を取ったら何ができる?未経験からの就職と仕事選び
住宅や小規模店舗の電気工事につながる第二種電気工事士。できる工事の範囲と、試験合格後に必要な手続き、未経験者が最初の職場を選ぶポイントを解説します。

第二種電気工事士は、電気の仕事を目指す人にとって入口になる資格です。取得すると何ができるのでしょうか。就職先を選ぶ前に、資格の範囲と現場で身につける技能を整理しておきましょう。
住宅や小規模店舗の工事が主な対象
第二種電気工事士は、住宅や小規模店舗などの「一般用電気工作物等」の電気工事に従事できます。対象設備では、配線やコンセント、照明に関わる電気工事などが仕事になります。[1]
ただし、建物の名前や作業箇所の電圧だけで判断はできません。高圧で受電するビルや工場などの「自家用電気工作物」では、100V・200Vの回路でも第二種の免状だけではできない工事があります。設備区分と工事内容に応じ、第一種や認定電気工事従事者などの資格範囲を確認する必要があります。[1][2]
試験に合格したら、免状の申請へ
試験合格と免状の交付は別です。第二種の試験に合格した人は、居住地の都道府県で免状交付の手続きを行います。第二種の免状取得に実務経験は必要ありませんが、資格が必要な作業に従事するには免状の交付を受ける必要があります。[3][4]
最初の職場は「何を教わるか」で選ぶ
資格を得ても、初めての現場をすぐ一人で任せられるとは限りません。図面の読み方、材料の準備、安全確認、施工後の確認など、実際の仕事で学ぶことが残っています。
求人では「未経験歓迎」に加え、住宅の新築・改修、店舗など、主に扱う現場を確認しましょう。面接で「最初はどの作業から始めますか」「誰が教え、完成後は誰が確認しますか」と聞くと、育成の体制が見えてきます。
資格手当の額だけでなく、経験を積んだ後に任される仕事や、次の資格への支援も比較したいところです。自分がやりたい工事と、会社が教えられる工事が合っているかを確かめて選びましょう。
出典・参考資料
[2] 経済産業省「認定電気工事従事者」
[4] 大阪府「電気工事士免状の交付申請の資格を教えてください」
資料確認日:2026年10月3日
